ギター始めます。まずは基礎から学びたい!の落とし穴

LINEで送る
Pocket

ギターの基礎練習は大事。しかし注意点もある!?

こんにちは!ギタリストの福田祐次(@fukusuke2578)です。
ギターをこれから学ぼうという人にどんなレッスンを望んでいるかをヒアリングすると1番多く答えるのが

基礎から学びたい!

です。

え?そんなの当たり前の事じゃないの?それがいけない事なの?という声が聞こえてきそうですが、、。
一見当然の事に思えるし当たり前の事のように思えますが、考え方によっては危険な落とし穴にすり替わってしまいます。

ビギナーギターの基礎というと運指練習(指を動かす練習)やリズムの練習、コードチェンジ練習などが挙げられるでしょうか。

誤解のないようにお断りしておきますが、これらの基礎練習は

とても大事な練習

です。

僕自身も未だにこういった練習は欠かさないですし、これらの練習はむしろしっかりやらないいけないと考えています!

じゃあ一体どういう事か??

1.実戦を見据えず基礎を基礎として終わらせてはいけない
2.モチベーションの低下を避ける

以上の2点に気をつけて欲しいと思うのです。

実戦を見据えず基礎を基礎として終わらせてはいけない

まず一つ目ですが、基礎練習をする事・できるようになる事。それ自体が目的になってしまっている方が多いように思います。
例えばサッカー選手の目的はサッカーの試合に勝つ事です。
その中でパス練習をしたりシュート練習をしたり筋トレしますよね??

これをギタリストで考えるならば、
ギタリストの目標は端的に話すと曲が始まり曲を終わらせる事です。
(もちろんその中で表現力をむき出しにしたりなどという内容もありますが。)
その中で基礎練習が活きてくるわけですが、どういうわけか基礎練習ができるようになる事で安心してしまう人が見られます。
そしてそうこうしているうちに陥るのが二番目に挙げたモチベーションの低下が起きます。

モチベーションの低下を避ける

サッカーが好きでサッカー部に入ったのに筋トレとランニングだけをしていたらどうなるでしょうか?
最初は「この練習がいつか役に立つんだ!」と意気込んでるので良いかもしれません。
でもそのうちだんだん飽きがきてしまい興味が無くなりやめてしまうのです。

先にも記述しましたが基礎練習はとても大事です。しかし基礎練習に終わりはないのです。
基礎がしっかりできてから曲に取り掛かるというのであればその「いつか」はいつくるのでしょうか。

では、どうしたら良いのか

基礎練習と並行して憧れのバンドや曲に少しづつでも挑戦する事をお勧めします(^ ^)!

一曲通す事を目標にしなくても良いのです。好きな曲の一部分ができただけでも嬉しいものです。
そしてできないところが判明したら何故できないか?を考えます。
指が動いていないから?ピッキングがオルタネイト(上下交互に弾くこと)でできていないから追いつけていないのか?
など基礎の大切さを実感する事が出来るのだと思います。

思い出してください。なぜギターを始めようと思ったのでしょうか??
色々事情があるかもしれませんが大多数の人が楽しくギターを弾いてみたい!
大好きなあの曲を弾いてみたいという理由ではないでしょうか。

せっかく始めたギター、ぜひ楽しみながら練習してみてください!

最後に一言、、

基礎練習は大事ですよ!!

The following two tabs change content below.
福田祐次
15歳よりギターを始め大学へ進むも音楽の道を諦めきれず 大学を中退し音楽の専門学校へ。 卒業後バンドやアーティストサポート、デモンストレーター、 レコーディング、講師業など幅広く活動。 音楽業と並行しブログにて音楽関連の記事で ライブドア編集部賞を受賞、 バンドマンや起業家などに向け ビジネスセミナーを開催するなど多角的に活動中。 日本酒と魚料理をこよなく愛する。

You might be interested in