このサイトについて

なぜarcray music(アークレイミュージック)というメディアを作ったのか

初めまして、arcray music(アークレイミュージック)編集長の福田理沙です。
※インターネットは顔が見えづらいので、初めにここに作った理由を書いておきます。

私は学生時代から音楽一筋で生きてきて、ある日音楽活動をやめました。

音楽活動をしている中で楽しかったことも大変だったこともあり夢中になっていましたが、
やめた後に自分の音楽活動を通じて感じたことは
大きく分けて二つあります。

・音楽活動をしていた時の自分は『知らないことが多すぎた』ということ
・世には知られていないけど、良いアーティストはたくさんいるということ

です。

知らないことが多すぎた

バンド活動をしている時に知っておきたかった世の中の流れや情報がたくさんありました。

でも、それを知る術も当時はあまりありませんでした。
今でも不十分と言えるでしょう。
知る術がなかったというところには二つ理由があります。

情報を得る場所がなかった

ここを見れば音楽活動に役立つ情報がすぐにわかるサイトがなかった、という物理的な問題です。
当時はスマホが出てきたくらいだったので、今ほどにすぐに調べるという状況ではありませんでした。

私はいつもプロフィールに海外でツアーをやった、と書いていますが、
そこだけを見るとすごい!と言われますが、決して華々しいものではありません。
(環境的に女の人が行くような場所ではなかったり。。)
知ってから行けば良かった、ということがたくさんありました。
些細なことでも知っておきたかったなぁと感じています。

音楽業界の人は情報を隠そうとする

私は音楽を辞めた後にとあるITベンチャー企業に入ったのですが、
そこからITの世界を知った時に驚いたことがあります。
それはエンジニアさんが自分の備忘録としてつまづいた箇所等をブログに事細かに残してくれている文化がある、ということです。
今でこそ普通かもしれませんが。

なぜか音楽業界の人達は自分だけが知っているノウハウや情報を隠そうとします。
それをバラして真似されるのを恐れてなのか、公開することがイメージとしてかっこよくないのか
どちらもあると思いますが、大した情報でもないことも隠してしまいます。

以上の二つから、ここを見れば音楽活動に役立つ情報がすぐにわかる、というサイトを作りたいと思いました。
皆さんはお店を探す時に食べログ等を使いますよね。
そんなイメージです。

良いアーティストはたくさんいるのに知られていない

こちらが二つ目の課題です。
少しずつ変わってきているとは思いますが、
かつてはヒットというものを明確に定義できましたのでエンタメ界の人はそこを目指していました。
構造的に一つのものを大きくヒットさせるというものでした。
故にヒットするのは極一部の人です。

しかし今は分散していますので、アマチュアで活動しているミュージシャンにとってはチャンスがたくさんあるのです。
知られるチャンスはたくさんあります。

そのチャンスを掴むための力添えができたらと考えています。

なお、そのチャンスを掴むためにも考えなければいけない課題が二つあります。

ミュージシャンは経営者にならないといけないのか?

これからの時代、ミュージシャンは自分達でマネジメント、プロモーション、WEBの管理、お金の管理etc…
すべてを自分達で運営していかないといけない!ミュージシャンにも経営感覚が必要だ!
と言われていますが、これに関してはイエスであり、ノーである。
と私は考えています。

確かにわかるに越したことはないですが、ビジネス的な気持ちだけで作られた音楽は本当に良いものなのか?
という疑問があります。

しかし、人から求められているものを作らないといけないということはそうだと思います。

なので、イエスであり、ノーである。
という書き方をしました。

今の私の仮説としてはプロダクションというよりもエージェントとして関わる人がいてくれることが最適なのでは?と
考えています。
その仮説を検証しているところです。

一緒に何かを作っていきたいと思っているアーティストの方を随時募集しておりますので、
お問い合わせでもTwitterのDMでも送ってください。

ミュージシャンにとっての幸せは何か?

かつての伝説とされる天才的なアーティストが作品作りに没頭するあまりに鬱状態になったり、
薬物に頼ってしまったり、結果的に命を亡くしてしまったり。

それは本当に幸せだったのか?
当時の本人は幸せだったかもしれません。
答えは私にはわかりません。

それを選ぶのは本人の自由だけど、
それが美徳だとされるのはなんだか現代的では無いように思うのです。

音楽でご飯を食べることが幸せなのか。
自分の作りたいものを作ることが幸せなのか。
音楽だけをやって他の事は何もやらないことが幸せなのか。
それとも家族がいたり、普段は会社で働いたり、その中で音楽を作るのが幸せなのか。

ミュージシャン・アーティストはどんな形で活動するのが本当に幸せなのか?
もっと多様性があっていいんのではないか?
ということをいつも考えています。

arcray music(アークレイミュージック)の使い方

結論として、色々考えた結果、しばらく以下の3軸でいこうと思っています。

バンサポ – 音楽ニュースや情報の配信

arcray music(アークレイミュージック)のメディアでは
知っておいた方がいい情報や音楽活動のヒントになる情報を配信し、
音楽活動に必要な情報としては全部セルフで活動していく方も誰かの手を借りて活動する方にとっても知っていて損はない情報を提供できればと思っています。

良いアーティストをサイト内で紹介する

アーティストの紹介コーナーでは主にMV等のYouTubeのURL提供をお願いしております。
ホームページ内の「ビデオを投稿する」から情報を送ってください!
こちらで拝見し、良いと思ったものをピックし、紹介させていただきます。

エージェントとしての活動

こちらはアーティストは随時募集中で、
これからの音楽活動の仕方を新しいものにしていけるアーティストを求めています。
インターネット時代の音楽の売り方を一緒に考えていきましょう。

最後に

先ほども述べたように
今、音楽活動をすることは少し前よりもチャンスが多いです。
自分の考えやライフスタイルに合った活動をして、
長く音楽活動していく方が増え、
良い音楽を作っている方はもっと評価されていく世の中になれば良いと思っています。

何かご要望等あればお気軽にお問い合わせやTwitter(@risa0616)までご連絡いただければと思います。

2018.08.09