音楽理論を覚えるための3つのポイント
音楽理論を覚えるためには?
こんにちは!ギタリストの福田祐次(@fukusuke2578)です。
音楽をやる上で興味を持つ人も多いであろう音楽理論ですが、興味を持ったはいいものの、「中々頭に入らない」とか「覚えてもすぐ忘れてしまう」だとか身につかない人も多いと思います。
理論の中身も大事ですが理論を身につける為に気をつけておきたいポイントが3つあると僕自身は考えています。
理論の必要性を順序立てて覚える
理論は単純に覚えても中々覚えられません。
セカンダリードミナント、裏コード、チャーチモードなどにはそれぞれ使うシチュエーションや意味があるからです。
日本人であれば漢字の形だけでなくその漢字の意味が分かると思います。
例えば「弦楽器」という感じをみれば「あ〜、弦を使った楽器なんだな!」とわかりますよね。
そんなの言われなくてもわかるよ!当たり前じゃないか!
と思われるかもしれませんが音楽理論になった途端そうではなくなってしまう人も多いのです。
「セカンダリードミナント」という言葉にはちゃんと意味があります。
なぜ「セカンダリードミナント」という名前なのか?
そして元を辿れば「ダイアトニックコード」があって、Ⅴ→Ⅰというドミナントモーションがあって。
さらに「ダイアトニックコード」を遡ればメジャースケールや音と音とのインターバルがあってセカンダリードミナントは成り立っているのです。
ここを飛ばして「セカンダリードミナント」を覚えようとしても覚えられないのは当然の事なのです。
必要な状況に身を置く
勉強をしている学生の皆さんやお仕事をされている社会人の皆さんは身に覚えがあると思います。
学生の皆さんはテストが近づいてくると勉強時間を増やしたり、1日前に猛勉強したり(←筆者学生時代(^^;; )、
社会人の皆さんであれば学生の時まではやった事がなかった仕事だったけれど、仕事を遂行する為に必死で覚えていつの間にか身についていた!
という具合に音楽理論も使うシチュエーションに身を置いてあげると良いと思います。
例えば、バンドでアーティストのコピー曲をやる場合にギターソロを本人のものではなく自分で作ってみる。
だとか普段やらないジャズを友達とジャムする約束を1週間後に決めてしまう。
だとかオリジナル曲を次のバンド練習までに感覚ではなく理論から作ってみる。
などなど自分自身が理論を身につけなければいけない状況に置いてしまうのも1つの手段です。
日を空けずに毎日の習慣化
2つめの必要な状況に身を置く、と少し重なるのですが、
理論を覚えている事は特別な事ではないと僕自身は考えています。
英会話が堪能な人。
字が綺麗な人。
体が柔らかい人。
運転が上手い人。
自分の業務をきっちりこなす人。
二次関数や微分積分が分かる人。
みんな凄い人だといつも思っています。
これに共通する事は何か?
使う頻度が高いかどうか?だと思います。
例えば僕自身も学生時代はある訳で当時は二次関数や微分積分も多少なり理解していた訳です(点数は…(^^;; )。
しかし今となっては解き方はおろか方程式も覚えていません;^_^A
ミュージシャンにとって演奏やレコーディング、レッスンなど、音楽理論を使うシチュエーションは毎日の様にやってきます。
音楽理論を覚えている事は特別な事ではなく、皆さんが持っている特技や覚えている事と何ら変わりはないのです(^^)
最後に
音楽理論を覚える為の3つのポイント、いかがだったでしょうか??
理論は理論単体で覚えるよりも音を出しながら「なるほど!理論通りだ!」と発見を楽しみながら覚えていくと、より身につきやすいと思いますよ(^-^)/
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