ギターを持っていない時のギター練習方法!
ギターを持っていない時にもギターの練習をしよう
こんにちは!ギタリストの福田祐次(@fukusuke2578)です。
ギター上達の為に練習したいけれど学校や仕事が忙しくてなかなか練習できない。そんなジレンマに悩まされている方も多くいるのではないでしょうか?
ギターの上達には当然ギターを持って練習するのが一番です。
しかし楽器を持てない時間に少しでも上達の足しに何か練習できる事はないかな?と考えるものですよね。
そこで今日は楽器を持っていない時でも練習できる方法をお伝えしていこうと思います。
1.指のトレーニング
ギターを上手く演奏する為には指がバラバラに動くようになる事が大事です。
ギター用に指を鍛えるにはギターを持って練習するのが一番です。
なぜならギターを弾く時の指の動き方、力の入れ方は普段の日常生活には無いものだからです。
しかしながら指をバラバラに動かすという点だけにおいては楽器が無くても練習する方法があります。
まず手を広げて机など水平の台に置いてみましょう。
次に指の関節を曲げて指を立たせます。
内容としてはたったこれだけの練習方法です。
この時に動かす順番などを例えば、
人差し指→薬指→中指→小指
の様にパターンを決めておきます。
そして一定のテンポで指を動かしましょう。
もちろんギターは弦が6本あるのでバラバラに動かすだけではなくそこに上下の動きも加わるのでギターを使ったフィンガリングトレーニングよりは効果が薄いのですが指をまだバラバラに動かす事に慣れていない方や楽器が無い場所でのウォーミングアップに試してみてください。
慣れてきたら2本ずつ動かしてみるのも良いトレーニングになります。
2.流れる音楽でリズムトレーニング
次はリズムトレーニングです。
これは単純なゲームの様な方法なので楽しみながら練習ができます。
やり方はとても簡単です。今いる場所で流れている音楽に対して様々な音価でリズムを取ってみるのです。
具体的には例えばカフェで人と待ち合わせをしていて先に着いてしまって時間を持て余してしまいました。
店内には様々なテンポやジャンルの音楽が流れています。
その流れている音楽に対して4分音符で机を叩いてみたり(周りの迷惑になるのは避けてください。指でトントンと軽くリズムを取る程度で大丈夫です!)、
8分音符で叩いてみたり、
16分音符で叩いてみたり3連符で叩いてみたり。
普通な音価に飽き足りてしまったら16分音符の4つ目だけを狙ってみたり。
とその場で流れてくる音楽に合わせて様々なリズムをぶつけてみるのです。
BGMなので当然知らない音楽も多く流れてくるはずです。
テンポもバラバラなので純粋にリズムやテンポを感じ取る力が必要になるので割と実践的な練習になります。
余談ですが筆者の知人ドラマーは普段の練習もメトロノームを使わずランダムで流れてくる音楽に対して様々なリズムパターンを合わせてみるという練習しかしていないという人もいます。
手ぶらでゲーム感覚で練習できるおススメのリズムトレーニング法です。
3.BGMに対してのイメージトレーニング
スポーツではイメージトレーニングも大事な練習だと言われていますが、楽器においてもイメージトレーニングは大切な練習の1つです。
オススメしたいのが「自分だったらこうする!」というイメージ法です。
街中で流れているBGMを聴きながら、
「この曲のフレーズやソロこのままでもいいけど、こうしてもカッコよさそうだな!」とか「この部分の音色はこんなのにしても面白そうだな!」
というプロデューサー兼プレイヤー兼リスナーな聴き方をしてみるのです。
聴き方のコツとしては、あくまで自分なりの「改良」を試みてください!
なので改良をする事がなければそれはそれで曲が自分にとっての全てが理想型だという事で良いのです。
さらに音色やフレーズだけじゃなく、曲の展開を先取りして「この先こんなメロディが来そうだな!」なんて未来予想作曲をしてみても良いですね!
これは初心者、上級者に関わらず作曲やアドリブ、バンドでのアレンジなどに直面した際に普段からクセをつけておくことでとても役立ちます。
テレビのCMなんかでやってみると尺が短いので思考の瞬発力を鍛える事もできます。
楽器を持っていなくてもできる練習法を3つ挙げてみましたがいかがだったでしょうか?
実際にギターを持った時の練習には敵いませんが楽器に触れない時間を少しでも有効な練習時間に置き換えてみてくださいね(^^)
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