速いテンポで弾けるように挑戦してみよう!〜テクニック向上以外のメリット

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速いテンポで弾けることはテクニカル向上だけではない

速いテンポで弾けるメリット

速さを上げる=テクニカル

に結びつきやすい様に感じてしまいます。
確かに速さを上げることは技術の向上にもつながります。

しかし速さの限界値を上げる事は必ずしもそれだけのメリットではありません。
速さの限界値を上げる事はテクニカルの向上と共に精神的な余裕を与えてくれます。

例えばテンポ120の曲があるとして120が限界でギリギリ一曲演奏しきれる人と
テンポ180までは演奏できる人がいたとしたら、
テンポ180で演奏できる人の方がテンポ120の曲に対して余裕を持って取り組む事ができます。

この余裕を生み出す事によってアンサンブルにおいて他の楽器の音を聴く事に気を回せたり、
次の流れのことを考える事ができるので単純にミスを減らす事ができます。

テンポに対してのキャパシティを持つ事は多くのメリットをもたらしてくれるのです。

楽しみながらテンポをあげてみよう!

しかしテンポを上げる事は中々躊躇しがちな事でもあります。

「まだ今のテンポでできていないから」
「速いテンポだと失敗してしまうから」

と怖がって現状維持のまま練習を続けがちです。

それではいつになったらテンポを上げて練習するのでしょうか??

「このテンポで弾けるようになったら」
という事を思いがちですが、限界値を上げる為には現状できる事を続けていては限界値は上がりません。

自分ができないテンポで挑戦しそのテンポを体感しながら、
そして失敗しながら慣れていく事が1番早く習得できると思います。

失敗する事は怖いことではありません。
練習中、テンポに合わずズレてしまっても誰かに笑われる訳でもないですし
極論を言ってしまえば死ぬ事はありません。

失敗を恐れてしまい、テンポを上げた1回目で成功しようと考えていてはいけません。
初めからテンポを上げて成功する人なんて稀なのです。

上達の早いと言われる子供はこの辺をゲーム感覚で楽しんでいる子がとても多いです。
「もっと早くやってみよう!」と勝手に独り言を発した後に絶対に無理だろうというスピードで始めます。

もちろんできないのですが、それを何度も笑いながら続けていると
一筋の光明を見つけていき終いにはそのテンポでやりきってしまう場合もあるのです。

できない事や失敗を恐れず一歩踏み出して練習をする事が限界値を上げていくのだと思います。
ぜひ限界値を自分で決めず遊び感覚でより早い世界へ挑戦してみてくださいね(^-^)/

メトロノームはアプリもあるのでぜひご利用ください。
Smart Metronome 練習効果を高めるメトロノーム – Tomohiro Ihara

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福田祐次
15歳よりギターを始め大学へ進むも音楽の道を諦めきれず 大学を中退し音楽の専門学校へ。 卒業後バンドやアーティストサポート、デモンストレーター、 レコーディング、講師業など幅広く活動。 音楽業と並行しブログにて音楽関連の記事で ライブドア編集部賞を受賞、 バンドマンや起業家などに向け ビジネスセミナーを開催するなど多角的に活動中。 日本酒と魚料理をこよなく愛する。

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