レコーディングやリハーサルを効率良く進めるアイテムは実は〇〇!
音楽を仕事にする上で必要な能力
こんにちは!ギタリストの福田祐次(@fukusuke2578)です。
皆さま音楽、バンド活動に勤しんでいますでしょうか?(^^)
まだまだ音楽を始めたばかりの人もバンドでガンガン活動している人もぜひバンサポの記事を読んで何かしらヒントを得てくれたら嬉しいです!
さてさて筆者は今までバンド活動もした事もありますし、もちろん今ではお仕事としてレコーディング、アーティストのサポート演奏、一夜限りのメンバーでのセッションライブ、デモンストレーター、ギターやアンサンブルのレッスンなどなどに携わらせていただいております。
「音楽の仕事」と一言で言っても様々なものがあり先ほど挙げたもの以外でもまだまだ沢山のお仕事があります。
そんな音楽における様々な種類のお仕事や活動の中で絶対に持っておいた方が良い能力が譜面を読む能力です。
筆者が楽器を初めて持ったのは中学生の頃、それまでは楽器なんて保育園の鼓笛隊でシンバルを叩いた事があるか小学校で吹いたリコーダーぐらいなものでした。
シンバルもリコーダーもその場で先生が教えるやり方を覚えて誤魔化していただけなので譜面なんて読めませんでした。
高校生の時にバンド活動を始めても大学生の時にサークルでバンドを組んでもバンドスコアのTAB譜(ギターやベースの楽譜で五線譜というピアノなどの一般的な楽譜が読めなくても弾く場所がわかるようになっている楽譜)の数字を見てリズムは曲を聴いて「こんな感じか」と確認する程度でした。
バンド練習で譜面があるとこんなに時間が有効に使える!
なのでバンドで練習をしていてもボーカルが「〇〇って歌詞のところからもう一回やろう」
と言うと、
「え?それってどこだっけ?このフレーズのところ?」
「どこどこ?ドラムのリズムがこうやって変わるところ?」
「ベースはどこから入るところ?」
などなど、、、まず練習し直す場所を探すだけでとても時間がかかりました。
そこへさらにみんなでリズムを合わせたりする場所がズレたりすると一人一人メンバーの主張が違ったり合わせようとしてもいつまでも合わなかったり、、。
結局練習時間は2時間ぐらいあったはずなのに1曲の為に1時間ぐらい使ってしまい全然建設的なリハーサルができませんでした。
しかしながら譜面が読める事の良さを知らなかったのでそれが普通だと思っていたのです。
時は経ち専門学校に入った筆者は否が応でも譜面を読まされる事になります。
大学生の時までは一ヶ月で2,3曲を仕上げていたものを1日で2,3曲演奏する事になるので一曲ずつ覚えていられず、事前に家などで準備はするものの譜面を見ながら演奏する機会が多くなりました。
するとどうでしょうか。
とても多くのメリットを得ることができたのです。
その場である程度の演奏をできるのはもちろんですが演奏に関して一緒に演奏している他の楽器の人たちと建設的な話し合いがその場でできるのです。
「福田くん、さっきのAセクションの4小節目のリズム間違ってたよ?」
「え?どれどれ、、、。あ!ごめん8分音符1つ抜けてた!次気をつけるね!もう一回Aセクションだけ確認させてもらってもいい?」
とたったこれだけのやりとりでアンサンブルの確認ができるのです。
また失敗したところだけでなく曲をより面白くアレンジする際にもみんなが同じ譜面を見ていれば変える場所も指示を出しやすく新しいアイデアを入れていく事ができます。
時々バンド活動している方たちを見ていると、
譜面を見る=覚えていない悪いやつ
もしくは
譜面を見ない=練習してきている事の証明
みたいに勘違いされている方がいます。
もちろん練習していなくてその場で演奏する為に譜面を見る事もあるでしょう。
しかしながらみんなで話し合いをして作り込んでいくリハーサルやレコーディングにおいて譜面を共有する事は時間の有効活用につながりメンバー間のストレスを軽減する事にもつながります。
またリハーサルやレコーディングだけでなくセッションライブやデモンストレーションのお仕事などでも当日急に変更なんて事はザラにある事ですし、レッスンにおいて生徒さんが突然「この曲をやらなくてはいけなくなったので教えてください!」と来る事もよくある事で限られたレッスン時間の中でなるべく多くの情報を持って帰ってもらうには教える側がいかに早くその曲の情報をキャッチしてわかりやすく変換して伝えるか?と言う事が大切になってきます。
バンドマンでもミュージシャンでも、それがプロでもアマチュアでも譜面は読めるようにしておく事が大切で
譜面を読む事は情報を共有する事であると認識しておくべきです!
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