【ギター】習う事は個性を無くすことではない??
習うことは近道である
現代では楽器を誰かに習う!という事は普通の事になってきました。
昔は独学で勉強する方が多かったですし、特に「習う」場所も考えも今より少なかったのかもしれません。
経験談から考える習うことの大切さ
僕自身も中学生からギターを始めて大学に入るまで
「自分の力で上手くなるんだ!」と意気込んでいましたし、
誰かに習う事で自分らしさが無くなるんじゃないか、と思っていたものです。
大学に入っても先輩から教えてもらってはいましたが音楽教室等で習うという事はありませんでした。
その後、音楽の専門学校に入ることになるのですが、そこでたくさんの事を初めて学んだのです。
音楽の専門学校に入ろうと思った理由
音楽で生計を立てていきたいと思った時にあまりにもノウハウが自分の中になかったからです。
音楽理論も本を一冊読んだ程度で、
何をすれば上手くなり、何を身につけられればプロになれるのか
が分からなかったのです。
習うことで個性は無くなるのではないか
しかし最初は習う事により個性が削られるのではないか??という考えもありました。
自分らしいギターが弾けなくなるんじゃないかと。
そしてそこからどっぷり様々な事を習っていく訳ですが、そんな考えは杞憂に終わりました。
先生は個性を潰そうと思っていない
まず教える側のほとんどの人は個性を潰そうなんて思っていないという事です。
個性云々の前に必要最低限の事をまず学びましょう
というスタイルで教えている方が多いのではないかな?と思います。
言い方は悪いですが基礎的なことを学んだら好きなジャンルや音楽を勝手にやればいいじゃないか、
というぐらいのものだと思います。
ただ、
・どんな音楽をやるにあたってもココだけは知らないと上手くならないよ
・そのジャンルをやりたいにしてもアイデアはいっぱいあった方が良いよ
・こんな音楽もやっておいた方がいいよ
と、あくまでやるかやらないかは自分で決めていて教える側は提示する事が主な役割ではないかな?と思います。
個性の前に必要なもの
それに心配していた個性が無くなるとう心配ですが、
音楽で生計を立てていきたいのに
個性云々の前に最低限色々なものを知り弾けなければ意味がないもので
個性がと主張する前にまずは最低限のことを出来るようにしなければなりません。
それに個性なんて学んでいってもそんなに簡単に壊れるものではありません。
友達に「お前の性格のここが悪いから直せよ」と言われても
なかなか直らないぐらい人間の個性ってとても強いものではないかな?と思うのです。
最後に
習う事は遠回りしなければならなかったものに対して
近道の切符を渡される事なのかな?と僕は思います。
その切符を使うも使わないももらった人が決める事です。
もらった切符が期限切れにならないようにだけは気をつけなければなりませんが(^^;;
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