世界三大ギタリストの功績を考察してみる
世界三大ギタリスト
こんにちは!ギタリストの福田祐次(@fukusuke2578)です。
世の中には世界三大◯◯ってのがありますよね?
珍味であればキャビア、フォアグラ、トリュフのような。
そんな世界三大ですが、ギタリストにもあるのはご存知でしょうか。
エリック・クラプトン
ジェフ・ベック
ジミー・ペイジ
の3人が挙げられます。
この3人ですがなぜ世界三大ギタリストとまで言われるようになったのでしょうか?
具体的な説がないので僕なりに考察してみたいと思います!
あくまで勝手な考察なのでご了承くださいませm(_ _)m
まず3人に共通しているのはイギリス出身、そしてイギリスのロックバンド「ヤードバーズ」に所属していたという事です(^^)!
そこからそれぞれソロ活動や様々プロジェクト、バンドに参加したりする訳ですが彼らは各人で大きな功績を残していると考えられます。
ジェフ・ベック
まずはジェフ・ベックからいきましょう。
今ではトレードマークとも言えるギターのトレモロアームを大胆に使った奏法ですが、その昔はレスポールなども使用していました。
アームを使った奏法はかなり独特なもので中々真似ができるものではありません。
ただその唯一無二の奏法によって有名になったかというとそうではないと考えています。
確かにあのアーミング奏法はギターという楽器の領域を超えて新たな可能性を指し示しましたが、
ジェフ・ベックの功績はアルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」ではないかと思います。
「ブロウ・バイ・ブロウ」はジェフ・ベックのソロ名義では初のアルバム。
歌のないギターインストゥルメンタルのアルバムをこれでもかというぐらいジェフ・ベック節を叩き込みながらもとても聴きやすく、フュージョンやクロスオーバーミュージックの礎と言っても過言ではないです。
ギターという楽器の可能性を広げたアルバムであると同時に人々にインストゥルメンタルを浸透させた功績はとても大きいと思います。
ジミー・ペイジ
次はジミー・ペイジ。
ジミー・ペイジはレッドツェッペリンというバンドのギタリストにしてプロデュースもこなしています。
ツェッペリンにおけるジミー・ペイジのギターテクニックに関しては賛否両論あり、よく話題に上ります(^^;;
しかし、ジミー・ペイジの凄いところはギターそのものではなく曲のフレーズやプロデュース、バンドの魅せ方だったのではないかと思います。
有名な魅せ方としてはギターをバイオリンの弓で弾いて見せたりなどのパフォーマンスがありますね(^^)
またレッドツェッペリンのデビュー時期1968年頃で考えると変小節、変拍子、ポリリズムなどを駆使し楽曲を作っていたバンドはそんなに多くなかったのではないか?と思います。
ロバート・プラントのハイトーンボイスに長髪といったスタイル、勿論音楽性も合わせて現在のハードロックにおける礎を築いたといえるのではないでしょうか。
CDショップへ言ってもレッドツェッペリンはハードロックのコーナーに置かれている事が多いですね(^^)!
エリック・クラプトン
最後はエリック・クラプトン。
エリック・クラプトンはブルースギタリストとしても名高いですね!
僕がエリック・クラプトンが凄いなと思うところは「ブルース」というジャンルをポップスやロックと合わせ聴きやすくしたところです。
BBキングやマディ・ウォーターズ、バディ・ガイなどのブルースというジャンルは好きな人は勿論好きだと思いますが、世界的に見て一般大衆向けに浸透しているか?と考えればそうではないと思います。
しかしエリック・クラプトンはブルースというジャンルを自分なりに昇華し、人々の耳に浸透させたのです。
クラプトンを聴いてからブルースのもっと深いのを聴いてみよう!という方も多いです。
そういった意味でクラプトンはギタープレイもさる事ながら音楽史に1ページを刻んだと言っても過言ではないと思います!( ̄^ ̄)ゞ
最後に
以上が自分なりの3人の凄いところを考察したものですが、
3人ともギタープレイは言わずもがな、その時代には無かった「新しいスタイル」そして「現代に続いている礎」を作ったのではないか?と思うのです。
新しいスタイルを確率したわけですから当然ギタープレイもそれに準じて「独自のプレイ」になるわけです。
もちろん僕個人の考えなので他の意見もたくさんあるとは思いますが、三大ギタリストの音楽はやはりとてもカッコイイです(`_´)ゞ
聴いたことがない人はぜひ一度はこの3人の音源を聴いてみてくださいね(^-^)/
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