JCに関する記事のおまけ話
先日までのJC(Jazz Chorus)に関する記事はいかがだったでしょうか?(^^)
→JC(Jazz Chorus)の使い方 その1
→JC(Jazz Chorus)の使い方 その2 クリーントーン編
→JCの使い方 その3 JCの良さはJCを認める事から始まる
JCってとても不思議なアンプなんですよね。
スタジオやライブハウスには必ずといっていい程置いてあるのに
バンドを始めたばかりの特にロックでガンガン歪ませて
「俺のギターマジ最高だぜ〜!!」という猪突猛進なギターキッズには
使いづらいアンプではないかと思います。
筆者も昔はスタジオに入った時にJCしかないと
その日の晩御飯が喉を通らなかったり、
ライブハウスで「アンプは、、JCでイイっすかぁ〜??」なんて言われると
まだライブハウスに慣れていない筆者は強面のスタッフさんに逆らうのが怖くて
「あ、、はい!大丈夫っス!俺JC大好きっス!
クリス・タッカーとのコンビは最高でしたし、
ポリスストーリーとか何回も見ました!
あ、ジャッキーじゃないスね!^^;」
とか言いながら内心では、
スーパーマリオの1-1で最初のクリボーに当たってやられてしまうぐらいの
嫌な気持ちになっていたものでした。
しかしながら日本で生まれ日本で育ったギタリストにとっては
値段も安くスタジオやライブハウスにはもってこいの
「日本製品」という名の鋼鉄の様に頑丈な壊れにくい箱から逃れる事はできない訳で、
ネット上やギタリスト同士での会話にももっぱらJC攻略が語られる訳です。
そんな例に漏れず筆者も昨日のJC攻略第3段で書いた様な裏技も何度も試したり、
或いは真空管入りのエフェクターを試したり、
或いはHUGHES & KETTNER(ヒュース&ケトナー)のTUBEMANや
Mesa/Boogie(メサ・ブギー)のV-Twinなどのプリアンプを
JC裏側のreturn端子に差し込んで使ってみたりもした訳です。
このプリアンプの使用に関しては雑誌で見たか
(当時まだインターネット上にそんなに情報がなかったのである)
先輩ギタリストがそうしていたのを見たのかは今では定かでなないのですが、
楽器屋さんで試そうとした際に店員さんがこの使い方を知らなくて
「これじゃあ音出ませんよ?インプットに挿さなきゃ?」と言われ
口論になってしまったのは今では良い思い出ですが、、( ̄ー ̄)
JCの歪みの乗りが良いと言われたエフェクターも色々試したし、
ギター本体のトーンやボリュームもイジって友達と研究会もしました。
そこでたどり着いたのが先日までのJCの3記事にまとめた内容なのです。
1に関しては最近この記事を書くにあたって
直接製造元に確認が取れてよかったなぁと思いましたが(^^)
2や3に関しては結局のところJCを使うのであれば
彼氏彼女のように良いところだけでなく悪いところも全て受け止めて
それでも愛してあげるかどうか。ではないかと思うのです^_^
それでも嫌なら自分でアンプを購入し運ぶしかない訳ですしね、、。
JCの攻略は今回の記事を読んだからすぐに好きな音が作れるという訳ではなく
試行錯誤の研究が必要になると思います。
しかし今回の記事が少しでも皆さんのJC攻略に役立ってくれたら
嬉しいなというおまけ話でした(^^)
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