ステージの上手(かみて)と下手(しもて)とはどっちがどっち?
上手と下手はどっち?
ライブハウスに出演するようになると上手(かみて)と下手(しもて)という言葉を耳にするようになります。
これはステージの左右を表す言葉で、決してどちらがうまいかどうかという話ではありません。
実は私がまだ小さい頃、ツインギターのバンドの人がホームページに『〇〇(バンド名)の下手ギターの◎◎(名前)です。』という自己紹介をしていて、
いやいやそんなに自分のことをヘタだと遜らなくても、、、と思った記憶があります。笑
そういうことではありませんでした。。。。
「◎◎さん、ヘタじゃないですよ!」なんて励ましの言葉を言わなくて良かったです。
上手と下手
上手(かみて):客席から見て右=ステージから見て左
下手(しもて):客席から見て左=ステージから見て右
です。
これはとりあえず覚えておきましょう!
上手(かみて)、下手(しもて)の由来
ところで何でこういう呼び方をするのでしょうか?
上手と下手は舞台用語ですが、
元々は右にいる人の方が立場が上のことが多く、上座と似た考え方だという答えが出てきました。
ライブハウスでの使われ方
では実際、ライブハウスでどんな風に使われているのでしょうか?
「下手のモニターにボーカルを返してください」
「(PAさんから)上手ギターさんギターの音ください!」
「上手側のシンバル・・・」
「上手側にいった時に・・・」
等、たくさんの使われ方をしますので、必ず耳にすることでしょう。
最後に
慣れないうちは上手と言われてもどっちだったっけ?と迷ってしまうこともあるかもしれませんが、
本当に日常的に使われる言葉なので、あまり心配しなくても自然に覚えられるようになっていきますよ。
自分で意識して上手下手で表現してみるのも良いかもしれませんね。
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福田 理沙
バンサポ編集長
10代からベーシストとして国内のみならず海外でも活動。
自身の音楽活動の経験から「本当はもっと良いアーティストがたくさんいるのに全然評価されていない!」と思い、その仕組みを改善するためにアークレイミュージック株式会社を設立。得意分野はWEBに関すること。目標は良いアーティストをもっと世の中に広め、活動し続けられる世の中を作ること。
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