JC(Jazz Chorus)攻略がバンドサウンドの鍵になる??
みなさん!ギター弾いてますか??
最近は動画で語り始めているギタリストの福田です。
最近改めてエフェクターの魅力に取り憑かれていて
昔の様にエフェクター漁りをしたいなぁと火がついてきています。
ギターって本当に様々な魅力があって何十年弾いてても飽きないものですね。
さて、そんなギターの魅力の一つに「アンプ」があります。
アコースティックギターでももちろんアンプはあるのですが、
やはりエレキギターの方がアンプを使うイメージが強いのではないでしょうか?
その中でも今回「JC」についてご紹介したいと思います。
JCとは?
バンドを組んでいてスタジオやライブハウスで演奏した事がある人であれば
「JC」に出会う機会も多いのではないでしょうか?
「JC」とはジャパンカップでもなければジャッキー・チェンでもありません。
ROLANDから出ているジャズコーラスというアンプの事で
バンドマンの間では「JC」とか「ジャズコ」と呼ばれていて知らない者はいないでしょう。
JCにも種類があってよく知られているのは正式にはJC-120という型番になります。
このJC、なぜ知らない者がいないかというと
ほとんどのスタジオやライブハウスに置いてあるからなのです。
JCのメリット
JCはトランジスタアンプと言って、真空管というパーツを使わず基盤で作られているアンプなのです。
真空管アンプはバンドマンに人気なのですが真空管自体が消耗品でスタジオやライブハウスの様に
入れ替わり立ち替わり多くの人がアンプを使う場所では維持費にお金がかかってしまいます。
その点JCであれば真空管の交換は要らないし多少乱暴に扱ってしまっても簡単には壊れる事がないので
貸し出す側としてはランニングコストが少なくて済むのです。
JCはなぜ難しい?!
「おぉ、なんて経済的なアンプなんだ!」と思う方もいるかもしれませんが
実はこのJCはバンドを始めたばかりのロック少年たちを悩ませてしまうアンプでもあります!
JCはロックをやる為に必須とも言える歪みチャンネルが無いのです。
「Distortion」と呼ばれるツマミがありこれを回すと歪むのですが
限界まで回してもクランチかオーバードライブ程度の所謂軽い歪み程度までしか上がらないのです。
じゃあディストーションエフェクターを使えば良いじゃないかと思うかもしれませんが、
セッティングに慣れていないと真空管アンプに繋いだ時に比べて歪みの乗りがイマイチな感じになってしまいます。
今でこそJCが好きな筆者もバンドを始めたばかりの10代の頃はJCが苦手で
いつももう1人のギターとマーシャルアンプの取り合いになっていたものです。
しかしこのJCがほとんどのスタジオやライブハウスに設置されている以上、
アンプを買ったり運んだりできないギターキッズにとってはこのアンプを攻略する事が
バンドサウンドをカッコよくする為の鍵であるとも言えるのです。
JCは決して使いにくいアンプではなく使い方さえ慣れてしまえば良い音がするだけでなく、
エフェクターとギターだけ持ち運べば良くなる非常に優しいアンプなのです。
次回の記事では実際に筆者がJCを使う時の攻略法や試した方法を書いていこうと思います。
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