アーティスト活動におけるメイクのコツ

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女性アーティストとして活動する場合、様々な場面でメイクが必要となります。

もちろんビジュアル系バンドや特殊メイクといった場合もありますが、
ここでは、一般的な女性アーティストにしぼらせて頂き、話を進めさせて頂きます。

1番必要とされる場面は大きく2つに分けますと、

* ステージ上のメイク。
* フライヤーやジャケット撮影の為のメイク。

となります。

ステージ上のメイクの場合、元々その女性アーティストやバンドのコンセプトは
曲を中心にパフォーマンスや演奏で表現しますが、
その中に個人の個性や雰囲気によって見る側の受け取り方は随分、変わります。

その人となりを、演奏している姿から感じとり、
そのアーティストのステージに説得力が出てくるのではないかと思います。

そう言った意味で考えますと、自己表現である衣装やメイクはとても重要です。

ステージ上のメイクのポイント

ステージ上のメイクで大事な点は

1. その日の衣装や自分の個性に合っているか?
2. ステージの広さによって、ポイントメイクの濃淡を変える。
3. 色にこだわるより、ラインにこだわる。

です。

細かく言えば、まだまだありますが、大きく分けてこの3点を考えます。

1. その日の衣装や自分の個性に合っているか?

例えば大人しい衣装でゆったりとした曲なのに、どぎついメイクをしては台無しです。
その反対でロックでインパクトのある曲なのに、ノーメイクでボヤけた顔をしていたら
どんな印象を受けるでしょう。

2. ステージの広さによって、ポイントメイクの濃淡を変える。

小さなライブハウスはお客様も近いので、あまり普段と変わらないメイクでも大丈夫ですが、
大きな箱となると目や口元、チークなど、いつもより少しハッキリとさせないと
全く表情が分からない場合があります。

3. 色にこだわるより、ラインにこだわる。

ステージでは、色よりもアイライン、リップ、眉の書き方の方が大切になります。
全てのラインがきちんと描かれているだけで
色使いは薄くても印象はハッキリします。

フライヤー、ジャケット撮影の為のメイクのポイント

次にフライヤー、ジャケット撮影の為のメイクですが、
これは動いているステージと違い
一瞬見た写真からイメージを与えるメイクとなります。

という事は、まずはカメラマンと事前にどんな雰囲気で撮るのか?
その為の衣装は?といった事前の話し合いをした後、
そのジャケットを見た人に、どんな自分を受け取って欲しいか?を考え、
メイクを作っていくのが良いと思います。

例えば、優しい印象を与えたい!時は、ラインは薄く、色使いはボヤかす。
といった様に、普段から、色々と練習しておくと、
自分で表現したい様々なメイクの仕方が分かってきます。

どちらにしても、1番大切なのは、バランスです。

皆さんも色々、試してみて下さい。

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WAKA

WAKA

ヘアーメイク・シンガーソングライター
メイクアップアーティスト学院を卒業後、スチール撮影、映像、成人式、七五三など着物のヘアーメイク、パーティメイク、アーティストステージメイクを経て、現在、田園調布 着物屋 秀やの専属ヘアーメーク、自宅でメイクレッスンやリンパマッサージなどを行う。 女性だけのポップスコピーバンドINSPIRE及び世代を越えた一帯感をコンセプトにしたONENESSのボーカルを担当。その後2016年よりシンガーソングライターWAKAとして、自身で作詞作曲した曲で活動中。 2016年1stアルバムリリースライブを代官山NOMAD及び8月恵比寿アートギャラリーカフェフレンズにて開催。 2017年2月18日2ndアルバムリリース記念ライブを銀座YAMAHAスタジオにて開催予定。 ここまで生きてきて思う事、母親からの想い、自分より下の世代へのメッセージ、日々感じている事を曲に込め幅広い年代に届く楽曲を制作している。
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